建物管理ツールの導入はわずか8.4%─COSOJI、不動産DX・AI推進状況調査2026で外注管理とAI活用への現場ニーズを分析

建物管理ツールの導入はわずか8.4%─COSOJI、不動産DX・AI推進状況調査2026で外注管理とAI活用への現場ニーズを分析

COSOJI株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:富治林 希宇、以下「COSOJI」)は、イタンジ株式会社、WealthPark株式会社、株式会社スマサポ、株式会社スペースリー、全国賃貸住宅新聞と共同で実施した「不動産DX・AI推進状況調査2026」(回答者数1,100名)において、COSOJI独自の設問として、建物管理ツールの導入状況、清掃・修繕の外注管理における課題、AIへの期待について調査を実施いたしました。本リリースでは、その分析結果を公開いたします。

なお、本調査の共同実施結果は下記よりご確認いただけます。

▶ 不動産DX・AI推進状況調査2026

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000432.000014691.html

調査サマリー

■ 調査サマリー

本調査では、建物管理領域のDXがいまだ発展途上にあること、そしてAI活用への現場ニーズが具体的な日常業務に集中していることが明らかになりました。

・建物管理ツールの導入率はわずか8.4%。85.9%が「導入していない」と回答
・導入企業の満足度は約7割。一方「どちらとも言えない」も22.8%
・清掃・修繕の外注管理で最も課題なのは「業者の品質がばらつく」(38.5%)
・建物管理業務でAIに効率化してほしい業務トップは「報告書・提案書の作成サポート」(50.9%)

■ 建物管理ツールの導入はわずか8.4%。85.9%が「導入していない」と回答

「業務効率化や生産性向上のため、建物管理ツール(工程管理や報告書作成の自動化・統一化等)を導入していますか」と尋ねたところ、「導入している」が6.8%、「導入が進行中」が1.6%にとどまり、合わせても8.4%という結果になりました。「導入を検討中」は5.3%、「過去に導入していた」は0.4%で、実に85.9%が「導入していない」と回答しています。

本調査全体で明らかになったDX推進状況(「取り組んでいる」「取り組む予定」の合計:74.7%)と比較すると、建物管理領域における専用ツールの活用はまだ黎明期にあり、業界全体でDXが進む中でも手つかずの業務領域として残っていることがうかがえます。

なお、「導入している」「過去に導入していた」と回答した79名にツールの満足度を尋ねたところ、「とても満足している」(20.3%)と「まあまあ満足している」(49.4%)を合わせて約7割(69.6%)が満足と回答しました。一方で「どちらとも言えない」も22.8%存在しており、導入後の運用や機能面において改善の余地があることも示唆されています。


■ 外注管理の最大の課題は「業者の品質がばらつく」38.5%

清掃・修繕の外注管理において、現在最も手間や課題に感じていることを複数回答で尋ねたところ、「業者の品質がばらつく」が38.5%で最多となりました。次いで「見積・発注のやり取りに時間がかかる」(32.2%)、「コスト管理が難しい」(32.1%)、「緊急時の対応が遅い」(31.0%)、「報告書の確認・管理が煩雑」(25.6%)と続き、特定の項目に偏ることなく、外注先の品質管理から日々のやり取り、コスト・緊急対応まで幅広い場面で課題が存在していることが分かりました。

■ 建物管理業務でAIに期待するのは「報告書作成支援」。半数超が回答

建物管理業務においてAIで効率化したい業務を複数回答で尋ねたところ、「報告書・提案書の作成サポート」が50.9%と半数を超えてトップとなりました。次いで「修繕履歴・写真などの情報整理と検索」(37.8%)、「担当者ごとの業務進捗管理・可視化」(30.6%)、「報告書のチェック・修正補助」(29.9%)、「長期修繕計画の自動作成」(27.1%)と続いており、日々の報告業務にかかる負荷を軽減したいという現場のニーズが色濃く表れる結果となりました。


■ 総括

今回の調査から、建物管理領域における専用ツールの導入は業界全体のDX推進速度と比べてまだ発展途上であり、清掃・修繕の外注管理においても「品質のばらつき」や「見積・発注の非効率」といった課題が根強く残っていることが明らかになりました。一方で、AIへの期待は「報告書作成」をはじめとする具体的な日常業務に集中しており、現場担当者が日々向き合う定型業務にこそAI活用の伸びしろがあることが示されています。

■ 調査で見えた課題に、COSOJIはどう向き合うのか

今回の調査が示すのは、建物管理領域の課題が「ツールを導入すれば解決する」ような単純なものではないという現実です。外注管理で最も多くの声が集まった「業者の品質がばらつく」(38.5%)は、システム導入だけでは埋まらない問題であり、現場運用の設計と一体で取り組まなければ解消には至りません。

COSOJIが目指すのは、現場業務の発注・作業・報告・履歴をデジタルでつなぎ、そこにAIを重ねることで、現場の情報を「集める」だけでなく「判断し、次のアクションへとつなげる」建物管理の実現です。

その実現に向けて、COSOJIは3つのアプローチで課題に向き合います。

① 作業情報の標準化と一元管理

「COSOJI Hub」を通じた作業報告の標準化と、写真・修繕履歴のクラウド一元管理により、AIへの期待2位に挙がった「修繕履歴・写真などの情報整理と検索」(37.8%)のニーズに応えます。

② 外注品質の均質化

「COSOJI BM」が持つ全国3万人のパートナーネットワークと統一された品質基準によって、業者ごとのサービス品質のばらつきを、運用の仕組みから解消します。

③ AIによる報告・提案業務の支援

AIソリューションによる報告内容の自動チェック・差し戻しと、蓄積された建物情報を活用した報告書・提案書の生成支援により、調査1位のニーズ「報告書・提案書の作成サポート」(50.9%)に直接応えます。

AIが人の仕事を置き換えるのではなく、現場で働く人の知見と判断をAIで強くする。

COSOJIは業界知見とテクノロジーの両輪で、不動産管理業界全体のDX推進に貢献してまいります。

調査概要

  • 調査名:不動産DX・AI推進状況調査2026

  • 実施期間:2026年6月30日(火)~8月6日(木)

  • 有効回答数:1,102名(COSOJI設問への回答者数)

  • 調査対象:不動産管理会社、不動産仲介会社を中心とした不動産関連事業者

  • 実施方法:インターネットによる調査

  • 共同実施:イタンジ株式会社、WealthPark株式会社、株式会社スマサポ、株式会社スペースリー、全国賃貸住宅新聞

※本設問は、上記5社および全国賃貸住宅新聞による共同調査「不動産DX・AI推進状況調査2026」内で、COSOJIが独自に実施した追加設問です。
※本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

■ COSOJIについて

サービス概要:不動産/施設/店舗管理業界向けDXソリューション


COSOJI(https://cosoji.com)は、不動産/施設/店舗の管理業務を、現場業務の外注(BPO)・クラウドツール・AIを組み合わせてワンストップで効率化するDXサービスです。全国30,000以上の施設で導入実績があり、以下のサービスを展開しています。



COSOJI BM:
点検・清掃・原状回復・工事などの現場業務を、全国30,000名以上の現地パートナーと連携して請け負う外注サービス。

COSOJI レスキュー:
共用部の突発的なトラブルに駆けつけて対応する緊急対応サービス

COSOJI Hub:
点検・修繕・巡回などの報告を写真付きで記録・共有する報告管理ツール

AIソリューション
:
AM・PM・BM業務を対象に、業務整理・要件定義からPoC・開発・運用まで一気通貫で行うAI導入支援


HRソリューション:
採用・育成・評価の仕組みを、設計から現場への定着まで伴走して整える人事支援



COSOJIは「業界知見」×「最先端テクノロジー」×「ワンストップ」を強みとし、不動産管理の質と効率の向上に貢献しています。

【 本件に関するお問い合わせ先 】


COSOJI株式会社 広報担当宛

Webサイト:https://cosoji.com

資料請求:https://cosoji.jp/owner/dl/